旭川農業高校 森林科学科2年生に木育やワークショップについて学ぶ授業を行いました。
アイヌのイナウや北海道の木工品を見てもらい、木を道具や製品に活用するお話をしました。実習としては、伐ったばかりの木を小刀で削ってお菓子を食べる楊枝(黒文字)を作ったり、昔ながらの手仕事の道具である「削り馬」を使って加工してみました。
この作業は私が木育マイスター研修で体験させていただいたもの。
生木は乾燥材と違って加工が容易でたのしめます。
小刀で木を削るのは慣れないと難しい。今の高校生は鉛筆をナイフで削った経験がありません。なかなか上手に先をとがらせることができずに試行錯誤しています。自分で削った楊枝でお菓子を食べてみます。うまく刺すことが出来ず、教室は爆笑になりました。みなさん楽しみながら真剣に取り組んで、内容の濃い授業になりました。
文:まえだ