グリーンウッドワークでスツールを作りました。

 

削り馬で椅子の脚を削り出す作業
削り馬で丸太から椅子の脚を削りだします。削り馬は馬に見えるから不思議。


不器用な庶民の味方「グリーンウッドワーク」の上級者講習ともいえるスツールづくりワークショップに参加してきました。講師は木育ファミリー代表の
煙山泰子先生!上川エリアの木育マイスター達がその腕に磨きをかけるべく集まりました。

まずは、丸太を割ってスツールの脚を作ります。二人組で丸太を割ったら削り馬とセンという刃物でシュルシュルシュルシュルと削って成形していきます。水分たっぷりの生の木を、電気を使わない木工具で加工するのが、グリーンウッドワークの醍醐味。

穴あけ準備中の講師ご夫妻
木育ファミリーの煙山さんと建築士でもあるご主人がご指導。すべべて準備万端でした。

脚を削ったら、穴を開けます。油断している間に他の参加者はどんどん進み、取り残されてしまいました。ペアを組んでくれた方にはまことに申し訳ない。

椅子の脚に穴を開ける作業
椅子の脚に穴を開ける作業中。落ちこぼれ2人組

何とか脚を完成させ、次に座面用のひもを準備します。

座網のペーパーコードを準備する面々
座網のペーパーコードを準備中

座網は本当に性格が出ます。几帳面なマイスター仲間の仕上りはお見事。

 

素晴らしい仕上がりのスツール座面
丁寧に編むとこんなに素敵に!

簡単そうに見えるかもしれませんが、7時間続けて慣れない木工作業をしたため、家に帰ったら両手が震えて使い物になりませんでした。でもスツールが出来上った時は本当にうれしいもの!
こんなポンコツ先生ですが、いつか皆様にもご伝授差し上げます!
お楽しみに!!

(文:まえだ)