森林の市(木育・削り馬ワークショップ)

旭川では日本でも有数の、大きな銘木市(木の市場)が開かれます。その市の場所になるのが旭川林業会館。国産、道産様々に丸太が並び、特に厳寒の季節には富良野周辺から出てくる大径の見事な銘木などが売買されます。市の立たない7月、その会場を使って、一般の皆さんを対象に開催される森林(もり)の市。ここでは、木材関係の皆さんが集まり、飲み物や食べ物、薪や木材、木製品を特価で販売。格安の木育ワークショップや、無料の木育遊びができる楽しい一日です。

森林の市 丸太のテープカット
丸太のテープカット 伐るのは大変そうですがお見事!


会場の一角では、主にお子さんを対象にした木育活動が行われ、弊社で製作している削り馬を用いたワークショップも体験してもらいました。テーブルや家具をはじめ、木製品は毎日目に触れ使いますが、皮付きの木を触ったり感じたりすることは多くありません。木や森を身近に感じてもらえる良い機会です。

 

森林の市 削り馬
削り馬ワークショップ 子供たちを迎える前に大人が練習!
森林の市 木育コーナー
小さなお子さんも木の積み木で遊べます。たくさんあるから面白い!

森林の仕事をする人と触れ合う機会は、なかなかありません。フォレスター(森林の仕事をする人)の卵?!、旭川農業高校の学生さんたちも毎年ワークショップで参加しています。
夏休みの宿題も終わりそうなブースがたくさんありますので、興味がある方は是非参加してみてください。

旭川地方木材協会
http://www.asamoku.jp/index.html

(文:まえだ)

古材から作ったテーブル(patagonia札幌北ストア)

パタゴニア(patagonia)のロゴの入った洋服は誰でも一度は目にしたことがありますよね。もともとはクライマーとサーファーが集まって始めたアウトドアスポーツウエアのブランドです。プロダクトのシンプルさと機能性を重視し、環境に負荷をかけない製品作りをモットーに世界中で店舗展開しています。

そんなパタゴニアさんは、北海道に直営店が2店舗あります。弊社のトドマツを中心とする地域材の取り組みが森林の循環利用につながることにご共感いただき、店舗什器や小物の一部に道産材を使って頂いています。
今回のオーダーは表には出てこないスタッフ用のテーブルと椅子。椅子は限られた空間で使いやすいフォールディングのものを既製品からセレクト。テーブルはストアスタッフの方から「新しい材料ではなく、廃棄されるものや使われていないものを活用したい」というリクエストにお応えして古材から作りました。

patagoniaスタッフ用テーブル
古材が雰囲気良く仕上がりました。
patagoniaスタッフ用テーブル
アンティークっぽい仕上がり
patagonia札幌北ストア
スタッフルームなのでお客様には見えません。残念。

前回のトドマツ什器に引き続き、製作はコニチャーのDIY家具をデザインしてくれた佑川さん(621)にお願いしました。
センスのいい3人組です。
https://www.instagram.com/621_usf/

パタゴニア札幌北ストアは、札幌駅から北に歩いて10分程度。
駅の喧騒から離れて、ゆっくりとお買い物できる良いスペースです。
ご家族でどうぞ。

patagonia  パタゴニア札幌北ストア
http://www.patagonia.jp/patagonia-sapporo-kita-japan/store_924604544.htm

(文:まえだ)