自然観察会

 

水芭蕉が咲いていました。
水芭蕉が咲いていました。


今年は、植樹をせず以前より植樹してきた木々の成長を確認し、合わせてこの公園の自然観察を行ってきました。
まず目に飛び込んできたのは、根元から倒れてしまった白樺の木。水分を多く含んだ土地では十分に根を張ることができず、強風に負けて倒れてしまったのだそう。湿地帯が樹木にとって厳しい環境であることを窺い知ることができます。今日はスタッフ2名でnpo法人新山川草木を育てる集いが主催する自然観察会に参加しました。場所は富良野市郊外の鳥沼公園です。鳥沼公園は、透明度の高い美しい沼と湿地が広がる隠れた名所です。npoでは10年前よりこの地で植樹を行っており、ヤチダモやカツラ、ミズナラなど様々な種類の苗木が大きく育っています。

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根元から倒れてしまった白樺の木

道を進んでいくと、地面にはちらほら黄色い花が。1ミリ程の小さな黄色い花が特徴のネコノメソウでした。果実が二つに裂け、茶色の種子が細くのぞいて見える様子が、瞳孔を閉じた猫の目を連想させることに由来するそう。ごくごく小さい花なので、よく目を凝らさないとわかりませんが、まだ猫の目にはなっていませんでした。ネコノメソウのように、木々が葉をつける前に花を咲かせる植物を「スプリング・エフェメラル」と呼ぶそうです。“春の妖精”とも訳されるように、可憐で素朴な花が多いようです。

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ネコノメソウ

その他、水芭蕉の群生にも出会う事ができました。

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水芭蕉の群生

緑と白の対比がとても美しい水芭蕉。実は、花に見える白い部分は葉の変形したもので、中央にある円柱状の部分が花なのだそうです。こんなにきれいな葉があるなんて驚きですね!

小雨が降っており少し肌寒かったのですが、森では春の訪れを感じることができました。

 

 

(文:千田)

 

 

星野リゾートトマム”アイスビレッジ”で「もりのつみき」が販売中

雲海テラスでおなじみの星野リゾートトマム。このリゾート内に氷と寒さを楽しむアイビレッジがオープンしています。
星野リゾート トマム アイスビレッジ
アイスリンクや氷のバーなど、大人のための氷の空間から、滑り台や氷の学校のようにお子様向けのプログラムも。

冬の季節を5つに分け、イベントの内容も変化します。現在はBlue Festa.。氷の教会もオープンしていますので、幻想的な空間が楽しめそうです。

さて、このアイスビレッジ内では北海道で活動するアーティストの作品を中心に、“寒さ”“自然”“環境”に関連したおみやげ品を購入できる氷のセレクトショップがあります。そこにトドマツの「もりのつみき」を扱って頂いています。
冷え切った手で、トドマツのつみきを触って頂くとほんのり温かく感じるのでは。

トドマツのもりのつみき in 星野リゾートトマム
もりのつみきも販売しています。

このリゾートは北海道の中でも最も冷え込む内陸の「占冠」というエリアにあります。宿泊だけでなく、スキーやボードが楽しめる大型のゲレンデやレストランもありますので、冬の北海道を体験してみてください!

星野リゾート トマム
アイスビレッジ 
開催期間: 平成27年12月1日~平成28年3月末日
オープン時間: 17:00~22:00(21:30最終入場) 
料金: 無料(一部有料プログラムもあり)

もりのつみき
デザイン:HOMES
製作:森のキツネ

 

(文:まえだ)

 

 

雑誌「森林組合」にトドマツの取組が紹介されました。

日本全国の森林管理をする森林組合。
その会報誌「森林組合」に店舗やトドマツの取組を紹介して頂きました。

組合誌 森林組合 平成27年12月号
組合誌 森林組合 平成27年12月号
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森林組合12月号 輝く山村の女性たち vol.91

とり上げて頂いたのは「輝く!山村の女性たち」コーナー。
ん?山村の女性…。まぁ、女性であるのは間違いないので許してください。

関係者以外が手にすることは無い雑誌だと思いますが
他の記事もとても面白かったです。
ご興味ある方はこちらのHPを。
JForest 全国森林組合連合会

(文:まえだ)

【ウッドデザイン賞2015 上位賞受賞のお知らせ】

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CONITUREが2014年より取り組んできたトドマツを使った屋台プロジェクトが、このたび第1回ウッドデザイン賞2015(ソーシャルデザイン部門コミュニケーション分野)を受賞いたしました。ウッドデザイン賞についてはこちらから

ウッドデザイン賞は、「木」に関するあらゆるモノ・コトを対象に、優れた製品・取組等を表彰するもので、応募総数822点の中から上位賞40作品が発表され、喜ばしい事に、トドマツ屋台プロジェクトはソーシャルデザイン部門「奨励賞 審査委員長賞」を受賞。

授賞式は昨日2015年12月10日 東京ビッグサイトにて開催中の「エコプロダクツ2015」内で行われ、弊社前田と設計製作でご協力いただいたパワープレイス株式会社シニアデザイナーの若杉氏が登壇しました。
若杉氏は日本全国スギダラケ倶楽部の仕掛け人。スギに関わる人ならきっとご存じでしょう。そして、デザイナーの南雲勝志氏とともに杉の北限、道南杉を扱うメンバーと共に「スギダラ道南支部」を、寒過ぎて杉もはえない道北に「針葉組合」を設立し、あらゆる枠を超えて応援してくれています。
月間杉WEB版はこちらから

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左から若杉浩一氏(パワープレイス株式会社)、前田、緑の女神!

エコプロダクツ2015会場内では、12月10日~12月12日までの期間中受賞作品のパネル、模型の展示が行われました。他の北海道勢や全国の優れた入賞作品もたくさん展示されました。
エコプロダクツ2015についてはこちらから

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本プロジェクトは北海道上川総合振興局、旭川市、旭川信用金庫、JR旭川駅(全て敬称略)のご協力を得て、製材所や建具メーカーなど地元民間企業とタッグを組んで製作・設置いたしました。企画は、CONITURE(株式会社北海道ポットラック)、設計・製作協力はパワープレイス株式会社。

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CONITURE屋台プロジェクトチーム(㈱北海道ポットラック、㈲杏和建具、㈱オークラ、北海道旭川高等技術専門学院、㈱斎藤工業所、㈱ライナーネットワーク、クウェスト合同会社、米田勝信、ヨシダナオト、アトリエダイス)その他、このプロジェクトに携わってくださった全ての皆様に深く感謝申し上げます。

 

文:ささき

林野庁情報誌「林野-RINYA-」平成27年10月号に掲載されました。

diy林野庁情報誌「林野-RINYA-」平成27年10月号にCONITURE DIYの写真を採用して頂きました。
情報誌の特集ページ
「木づかい-10月は木づかい推進月間」の表紙一面にトドマツのテーブルとベンチの写真が出ています。写真はカメラマンの佐々木育弥君。
rinya-hyoshi 林野庁情報誌「RINYA」の内容はこちらよりご覧いただけます。 この特集では「木づかい運動」に関する、全国での取り組みや国産材を使うことの意義などがわかりやすく解説されています。ぜひご覧ください。 文:ささき

新丸ビルでイベント「TodoFir」が開催されました。

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10/5(日)~10/11(日)東京丸の内の新丸ビル7F marunouchiHOUSEにて上川地域水平連携協議会が主催するイベント「TodoFir」が開催されました。 このイベントでは北海道のトドマツの魅力を、パネル展示や家具・雑貨・住環境の提案など様々な角度から紹介され、期間中多くの方にご来場いただきました。私達はサポートメンバーとして参加をし、展示やワークショップなどを担当しました。

トドマツのあるくらしを提案
トドマツのあるくらしを提案
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レストランmusmusではトドマツのテーブル、イスが使われています。

10/10(土)はワークショップの日。トドマツ蒸留アロマオイル抽出体験と北海道の森の木の皮むき体験、もりねっと代表の山本牧氏のお話がありました。弊社では前田、佐々木でトドマツの枝葉からエッセンシャルオイルを抽出するワークショップとおなじみの削り馬でサポートさせていただきました。

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トドマツ蒸留体験を行いました。枝葉から香りがたちこめます。

 

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皮むき体験では多くの方が足を止めてくださいました。削り馬もトドマツ製!

:佐々木

北海道森づくりフェスタ2015植樹祭

平成27年10月4日(日)和寒町ふれあいの森にて、北海道植樹祭「森づくりフェスタ2015」が開催されました。和寒町は今年で開村100周年。かぼちゃや越冬キャベツでも有名な町です。会場はおいしい屋台や物販、団体紹介などのブースが並ぶなか、私達は木育コーナーで削り馬のワークショップを担当しました。
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木を削ってスプーンを作った方

参加者の皆さんは、森の中から生木を伐ってきて、削り馬で皮をむき、穴を開けてスプーンに作り上げ、バーニングペンで名前を入れる!! という、グリーンウッドワークのすべての作業を会場で行いました。
朝から雨模様のあいにくのお天気でしたが、会場内では植樹のほか、スラックラインやツリーイングなど森の遊びがたくさん並び、子供たちは元気に走り回っていました。

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文:ささき

パタゴニアにトドマツが。
(その1)

gaikan1アウトドア好きには垂涎の「patagonia(パタゴニア)」。北海道には札幌に2つの直営店があります。そのうち、札幌北ストアではコニチャーの地域材の活用にご賛同頂き、店舗什器(展示用家具)の一部改修にトドマツを使って頂きました。お客様により多くのアイテムを見て頂きたいというストアのリクエストで、展示用パーツを増やしました。この春からすでに活躍しています。

トドマツを活用したパタゴニアの什器
こども服のラックの一部ははトドマツ製です!どこにあるか分かるかな。

店内のいくつかの場所にトドマツが活用されています。

トドマツ什器を使ったパタゴニアの展示
メンズラインでもトドマツ什器

また、キッズコーナーにはカラマツのスツールが大小で並んでいます。絵本の中に出てきそうな切り株風のスツール。カラマツも立派な道産材です。トドマツで作ったオリジナルのもりのつみきもありますので北海道の2つの木に直接触れられます。

カラマツスツールとトドマツつみき
キッズコーナーにはカラマツのスツールとトドマツ製のもりのつみきがあります。お子さんと一緒に遊んでみてくださいね。

パタゴニアは衣料品のコットンをすべてオーガニックにしたり、環境を破壊する不要なダムの建設に反対するなど、企業の責任としていち早く環境活動に取組んだ会社です。札幌北ストアの店内には、アウトドアスポーツの情報や環境活動の情報コーナーが常設してあります。衣料品やギアだけでなく書籍なども販売していますので、是非足を運んでみてください!

patagoinia札幌北ストア
札幌市北区北十三条西4丁目2-30 TEL:011-729-2101
パタゴニアのオフィシャルサイト

文:まえだ

もりのつみき

バランスよく積み上げることができるかな!?
バランスよく積み上げることができるかな!?

オリジナル商品 ”もりのつみき” のご紹介です!
このつみきは、北海道の森の中ので見られる
「川の流れ」
「木の枝」
「岩」
などをモチーフにトドマツの木を削り出してつくりました。
一番の魅力はなんといってもトドマツの手ざわりの良さ!
無塗装のトドマツの滑らかですべすべとした感触は
いつまでも手の中にいれてなでなでしていたくなります。
二つとして同じ形のない自然の10ピース。
積み上げたり、おままごとをしたり、並べてみたり、自由な発想で楽しめます。
つみきは帆布のオリジナルトートバッグとセットになっていてお片付けもお出かけのお供にも便利です。
この商品はインテリアショップHOMESと家具工房森のキツネさんとのコラボ商品です。

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もりのつみき ¥6,800(税抜)
もりのつみきのお求めはこちらから
HOMES ホームズ TEL:0166-26-5878 メール:info@homes-gift.jp

文:ささき