木のことについて、困ったことが起きると連絡をもらいがちなのですが、今回はフィンランドのガラス工房イッタラの製品の輸入元から、皮付きの白樺の輪切りを手に入れたいと連絡がありました。
オイバ・トイッカ氏という、鳥のガラスオブジェで有名なクラフトマンが作る様々な形の鳥を乗せる「台」として使うというのです。
樹木の乾燥状態や質に問題が無ければ、順序だてて作業すれば出来なくはない相談ですが、工業製品ではないのでサイズや厚み、木目、仕様などを細かく指定されると、途端にかなりハードルが上がります。
そして、この手の相談は、常に納期が厳しい!
白樺の素性に左右され大変厳しい仕事になりましたが、丸太円盤にガラスのバードを乗せると素敵です。そして北海道の木にご指名があるのは良いことです。
そういえば、困るの中に木が入っていることに気づきました。
(文:まえだ)